大人の依存関係を活かしたパートナシップで理想の家を手に入れる-思考の傾向を知る1-
♫もしも~私が~家を建てたなら~小さな~家を~建てた~で~し~ょ~う♫
By小林明子
こんにちは!
Leeです。
私は、建築設計事務所で、総務グループチーフ兼ファイナンシャルプランナーとしてお客様の資金計画のお手伝いなどもしています。
ストレングスコーチの資格を取得してから社内の人材育成も担当していますが、このストレングスファインダーを家づくりのコミュニケーションツールとして使えないかと日々考察しています。
ストレングスファインダーで、自分も家族も納得のいく家づくりで夢のマイホームを手にいれること。
夢のマイホームで、心も暮らしも豊かになること。
そんな思いをもとに更新しています。
過去記事はこちら
「ストレングスファインダーで強みを活かした家づくり」
前回は、家づくりは、はじめの一歩が大切だとお話ししました。
家づくりを具体化するときに、夫婦や家族のまとめるのは結構大変で、ストレングスファインダーを活用したら何からしら上手くいくのではないかと仮説をたてました。
ストレングスファインダーで、自分の強みを知りパートナーシップで、理想の家づくりを達成するのです。
こんなことが期待できると思います。
・パートナーシップは、自分を補う強みを持っている人と協力し合い1つの目標に向かう時に生まれます。
・協力すれば自分だけではできなかったことが達成できます。
・お互いが尊重しあいお互いを必要としながら進めていくことでプラスのエネルギーが発生します。
今回は、モデル夫婦を例にとって話してみたいと思います。
モデル夫婦ご主人のトップの資質の特徴は以下の通り。
1.社交性
知らない人と出会い、自分を好きになってもらうのが大好き。
見知らぬ人と打ち解けて親しくなることから満足感を得る。
2.活発性
アイディアを実行に移すことにより結果をもたらします。じっとしていることが出来ません。
3.調和性
意見の一致を求めます。意見の衝突を嫌い、異なる意見でも一致する点を探ります。
4.コミュニケーション
一般的に自分の考えを言葉に表すのが得意です。話術に優れ、物事を印象的に説明するのが上手です。
5.指令性
存在感があります、状況の主導権を握り、決断を下します。
ご主人の上位資質から見えてくる家づくりへの関わり方
彼の家に対する理想は、その「社交性」から、いつでも来客を迎えられるような開かれた空間がまず頭に浮かぶでしょう。
家の中心にリビングルームがありBBQなどを楽しめる庭にと、沢山の人を自慢の我が家に、招いておもてなしするのが大好きだと思います。
「活発性」で、思い立つと居ても立っても居られないので、家づくりが開始されると自らも素早く動いて、積極的に設計者と意見を交換します。
「コミュニケーション」で、自分や家族の家づくりに対するイメージを設計者に上手く伝えることが出来ますからスムーズに計画が進行していきます。
「調和性」と「指令性」で、一旦周りの希望や様子を伺いますが、最後には、自分の思うところに、一気に引き寄せようとします。
場合によっては、奥さんや家族は、こだわりたい部分を実現するのに、エネルギーが必要になるかもしれません。
意見が食い違うとせっかちなため、ついつい相手が傷つくようなことを口走ってしまって周りを疲れさせることもありますので、伝え方を意識してコミュニケーションをとりましょう。
モデル夫婦奥さんのトップの資質の特徴は以下の通り。
1.着想
新しいアイディア考えるのが大好きです。見た目には共通点のない現象に、関連性を見出すことができます。
2.個別化
一人一人が持つユニークな個性に興味をひかれます。異なるタイプの人たちの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることに長けています。
3.最上志向
個人や集団の卓越性を高める手段として、強みに注目します。優れたものを最高レベルのものに変えようとします。
4.親密性
他の人たちとの緊密な関係を楽しみます。目標を達成するため友人と懸命に努力することに、深い満足をおぼえます。
5.慎重さ
決定や選択を行う時に細心の注意を払います。あらゆる道のりには、危険や困難が待ち受けていると考えています。
奥さんの上位資質から見えてくる家づくりへの関わり方
彼女は、「着想」と「最上志向」クオリティが高くて斬新なデザインに惹かれます。
それを極めるための努力は惜しみません。
「親密性」と「個別化」で家族を中心に、それぞれが、心地よい暮らしが送れるかを考えます。
相手の気持ちも尊重しますが、自分のことも受け入れてほしいのでお互いに譲らない部分も出てくるかもしれません。
「親密性」社交的ではありませんが、一度心を許せると感じたら親密な関係を続けていけるので、ご主人が望むお客様をおもてなしの出来る空間も受け入れるでしょう。
「慎重さ」で家の間取りもそれぞれの役割を明確にして、後悔のない家づくりを目指します。
より良いものを吟味し考え抜いて決断したいので、余裕をもって家づくりに取りかかるとよいでしょう。
さて、この2人が家づくりをどのようにかかわっていくのか?
つづきはまた