こんにちは!
ストレングスコーチの比嘉です。
前回は、「ライフワークバランスと働き方改革1」で、ライフネット生命の創業者出口治明さんの「働き方」の教科書「無敵の50代」になるための仕事と人生の基本という本で、「仕事は人生の三割」と「ワークライフバランス」ではなく「ライフワークバランス」と呼んだ方がいいくだりの紹介をしました。
今回は、勝間和代さんの有料サポートメールで、オンタイムで働き方改革がお題の1週間があったので、その時のお話をしたいと思います。
まず勝間さん的、’長時間労働がなくならない理由について’
長時間労働は、
★客観的には、『がんばっている』とわかりやすい労働指標であること
★主観的には、働くことで成果が出ていなくても充実感と依存をもたらすこと
という形で、まちがった報酬が生まれるため、依存性が高い、そして同じ能力で同じやり方であれば長時間働いた方が成果も高まるため、能力開発や、やり方の工夫を怠り、長時間労働という形で成果を会社としても、個人としても、生む道を選択していると言っています。
ただ出世に関して言えば、能力を時間で補えるのでフェアと言えばフェアになるといこと。
そして長時間労働の弊害は、顧客の問題解決よりも自分たちの自己満足の仕事の為になってしまっていること述べています。
確かに・・・冷静に考えてみるとわかる気がします。
私もストレングスファインダーでいう「最上志向」という常に上を目指す資質や「慎重さ」というリスクを先読みして対処しようとする資質を持っているので、常に自己満足の仕事にならないよう意識したいと思います。
また、働き方改革により仕事の時間を制限することで、自ずと仕事の優先順位、やりすぎ、自己満足の仕事にならないよう意識できると思います。
私は、フルタイムで働きながら子育てをしていました。
常に時間に制限があり、いかに効率よく時間内に仕事を終わらすかということにフォーカスしていました。
子どもたちが独立し自由な時間が増えた今、仕事の時間を制限する感覚を意識してコントロールしていくことを忘れないようにしないといけないなと気づきがありました。
勝間さんに感謝♪
私の勤める設計事務所でも働き方改革が始まりました。
当面の目標は、残業を減らすことです。
実際に、それを実践している大手設計事務所やゼネコンさんによる勉強会も行う予定です。
そして、社員一人一人のストレングスファインダーによる強みを活かして、仕事の効率化、モチベーション、コミュニケーションなどの力をつけていけるよう数年前から取り組んでいます。
残業削減を始めることで、これまでになかった課題は、見えていますが、時代の変化に対応していく組織力を怠らずに養う事で結果は自ずと出てくるのでは思います。